エビフィルター
ホタルはかなりの量のカワニナを食べるため、昨年末から、漬け物桶を使ってカワニナの繁殖実験を始めました。
ホタルを放流予定の川の方でも自然任せで増やしていますが、それを捕っては意味がないので別に増やすことにした訳です。
桶を保温材で巻いて、風よけに簡易温室をかぶせてみました。サイズがぴったりです。
ところが、最初水草を入れておいたら、コケ(茶ゴケってやつですかネ)がモウモウと生えだして、水もどんどん濁りだしました。
あまりにヌルヌル気持ち悪いので水草を取り除いて、近辺の溝に大量にいるヌマエビを年末に放り込んでみました。
大したもので、水の濁りは消えてきました。
これでしばらく様子をみたいと思います。
追記:
前回、水やりタイマーが千円になったと書きましたが、年が明けたら4千円近くになっていますネ。年末セールだったのでしょうか。ちょっと驚きました。
ダブル水やりタイマー
現在、ホタルの幼虫とカワニナの水槽には、1日3回、自動で井戸水を流していますが、ポンプと水道管に残っている出始めの水の処理に悩みます。
夏は熱水、冬は冷水が出るわけですが、出てくる水が地下水の温度(約17℃)になるまでは、冬の方が時間がかかることがわかりました。
熱水はホタルの幼虫に悪いので、夏だけの問題だと思っていましたが、冬になると、今度はカワニナの方に影響が出てきました。体験してみないと、わからないものです。
これまでは、出始めの水だけバケツに捨てるカラクリを使っていましたが、場所も取し、動かなくなることもあるので、どうしようかと思っていたところ、水やりタイマーの値段がガクンと下ががりました。
夏頃は3千円以上したものが、千円くらいになってきたので、もう1個購入です。
上のタイマーで、出始めの水を3分流し、その後、水槽につないだ下のタイマーが作動するというわけで、水温問題は解決しました。
ブログ引っ越ししました
無料ブログは何かと不便なので、引っ越しました。
順調に成長中
井戸水飼育システムは成功なようで、順調に育っています。
夏にかなりな数を死なせましたが、それでも100匹くらいは助かったようです。
1日4回、自動で井戸水が入るようにしているため、水が汚れることはありません。
基本的には、2、3日おきにカワニナを放り込むだけなので、ホタルの世話自体は楽なものです。
ただ、食欲がある分、糞と抜け殻が大量にたまるため、ときどき流すようにしています。
水槽には屋根を付けているため、昼間でもエサをむさぼっています。
夜はもっと盛んです。
幼虫が、カワニナを追いかけて壁を這い上がる様子なども見られます。なかなかどう猛な生き物ですナ。
むしろ、カワニナの方が気を遣います。
何もしないで(エサはやりますが)放っておくと、水が濁って死んでしまうようなので、エアーを入れるようにしたところ、水も濁らず、死ななくなりました。
ホタル引っ越しました
井戸ができましたので、屋根付き飼育器を作って移しました。
温度管理のため、水をはったタライに浮かべ、ついでにカワニナも飼育します。
藤原産業 セフティ3を使って、井戸ポンプから定期的に水を流すようにしています。
一定の間隔で水やりするには、シンプルで使い勝手がよいようです。
ただし、すでに生産が終了しているようなので、お求めになる場合はお早めに。
小さい幼虫が流れ出さないように、ホースをタライと飼育容器に分岐し、さらに、飼育器の方は小石で水流を弱めています。
日中は、何もしないと水温が25℃近くまであがりますが、井戸水(18℃)を10分ほど注ぐと20℃近くまで下がり、いい感じです。
左上のザルには、食後のカワニナの殻を入れています。
小さい幼虫がどうしても隠れてしまうので、捨てないことにしました。
なお、自動で水やりをする場合、井戸ポンプのタンク内で温まった水が最初に出きてしまうので、飼育器と散水タイマーの間に、出始めの水を除く仕掛けを付けています。
それについては、またいずれご紹介するかも。
ホタルを外へ出しました
幼虫を室内においておくと、どうしても水温が上がってしまいます。
とくに日中は、気をつけないと、すぐに30℃近くに上がってしまうのですが、家の中には温度を保つような設備を置く余裕はないので、思い切って外に出しました。
大きな発泡スチロール箱に井戸水を入れて、その中に幼虫のケースを浮かべ、一日中日陰になる場所においたところ、気温が35℃になっても、水温は26℃程度に保たれることがわかりました。
一番暑い時間帯には、井戸水を入れ替えるようにして、様子を見たいと思います。