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ホタル飼育装置に屋根をつけることに

ずいぶん久しぶりの更新になりました。
ホタルは順調に育ち、今年の幼虫もずいぶん大きくなっています。

ホタルの方は、エサをやって週に2、3回流水で糞を洗い流すくらいしかやることはありませんが、ストックしているカワニナの方は、毎日糞掃除しないとすぐ死んでしまうため、こちらの方が面倒です。
特に雨の日など、傘を差しながらの作業するのもいやになってきました。
また、3月になると、雨が降るたびに上陸するようになり、世話が大変ですので、屋根をつけることにしました。

ただ、この飼育スペースは土地が台形をしており、市販の自転車置き場などが収まりませんので自分で作ります。

というわけで、昨年の井戸に続き、これからしばらくDIYネタが続きます。

いろいろと素材を検討したのですが、今回は、足場用単管パイプで組むことにしました。
素材としては、これが一番安価で強度があり、構造を単純にできそうです。

ただ、パイプを接続する通常のクランプは格好がよくないので、『かん太』なる単管用ジョイントを使います。

かん太

こんな感じのものを必要分購入しました。
単管自体は安いのですが、このジョイントは結構な値段ですので、できるだけ少なくしました。
構造上の強度がちょっと心配なところです。

ホタルの幼虫はエサを食べ始めました

幼虫は、孵化したての時はカワニナに見向きもしませんが、ようやく食べ始めました。

食い始め

すでに数え切れない幼虫が生まれていますが、今年は産卵の時期に差がありましたので、しばらく続くのではないかと思います。

現在飼育装置を改装中ですが、雨や仕事などでなかなか進んでいません。
今年は気温が高くなる前に外に出したいと思っています。

まだ続きます

蛹床のフタを開けたら、またまた出ていました。
雌雄1匹ずつです。

雌雄

前回忘れていましたが、累計 雄:74 雌:31 になりました。

以前シナヌマエビの子供の話をしましたが、カワニナの水槽を掃除すると、子供が大量に揚がるようになりました。
写真では判りづらいので、動画でご紹介。

横から

上から

何もしないのに、増えるものですネ。
すくい上げるのが大変ですので、しばらく掃除しないでおこうかと思います。

ホタルの羽化続く。が、いらないものまで生まれて…

二匹

24~25日夜は前日と同じく8匹出てきて、25~26日は3匹でした。
ちょうど20匹で雄は打ち止めかと思ったら、今晩もすでに3匹の雄が出ています。

写真は、昼間水槽の蓋をあけたら、仲良く日よけ中だったものです。
蛙は食べないようですね。

ホタルは順調でよいのですが、昨晩ホタル下のカワニナ水槽をのぞいたら、見たくないもの第一位の『ヒル』が1匹這っていました。
これまで完全にシャットアウトしていましたが、寒い時期に入れたカワニナに付いていたものが取り切れず、暖かくなって出てきたのでしょう。

というわけで、本日はカワニナを全部取り出して、水槽を完全に掃除しました。
幸いなことにまだ増えていなかったようで、掃除中は1匹も見かけませんでしたが、カワニナは再び塩もみしておきました。
カワニナに混じっていた幼虫も何匹かいましたが、残念ながら救助しきれませんでした。

どんなに用心しても、こういうことは避けられないことが身にしみたので、カワニナは別水槽にしようと思います。

水が温んで

5月に入ってもまだ夜は寒いくらいで、今年はなかなか暖かくなりません。
寒いせいでしょうか、ホタルの幼虫はまだ上陸してくるものがいます。
例年だと、野生では今月末には羽化し始めますから、遅れて羽化するのか、死んでしまうのかわかりませんが、様子をみるよりありません。

涼しいとはいえ、冬に比べれば暖かいわけで、カワニナの水槽を掃除すると、こんなものがたくさん揚がってきます。
一見すると糞だか何だかわかりません。
子ニナ01

拡大するとこの通り。
カワニナの子供たちです。これでも体内にいるときよりは大きくなっていますね。
子ニナ02

終いにはホタルのエサになってしまうわけで、妙な気持ちではありますが、元気に育ってほしいと思います。

ヤマトヌマエビのコケ掃除結果

すっかりキレイになりました。
たいしたものです。

寒くなって水温が10℃以下になることがあるため、大丈夫かなと思っていましたが、ヤマトヌマエビは低温には耐えられるようです。

さらにヤマトヌマエビ

カワニナ桶に入れたヌマエビは一定の効果はあったようですが、コケの繁茂の勢いはさらに強く、増え方が尋常ではありません。
ネットで調べると、コケ掃除にはヤマトヌマエビというのが常識らしい。
これまで、そこらに自然にあるのものだけでやってきたので、わざわざ買うのはなんとなく抵抗がありましたが、仕方がないかナ・・・。

ということで、ダイナシティ(小田原のショッピングモールです)のペットショップで買ってきました。1匹100円也。

コケの原を進むヤマトヌマエビ。
写真には2匹だけ写っていますが、桶には5匹入れています。


こちらは夜の様子。
さて、どうなるかお楽しみ。

エビフィルター

ホタルはかなりの量のカワニナを食べるため、昨年末から、漬け物桶を使ってカワニナの繁殖実験を始めました。
ホタルを放流予定の川の方でも自然任せで増やしていますが、それを捕っては意味がないので別に増やすことにした訳です。

桶を保温材で巻いて、風よけに簡易温室をかぶせてみました。サイズがぴったりです。

ところが、最初水草を入れておいたら、コケ(茶ゴケってやつですかネ)がモウモウと生えだして、水もどんどん濁りだしました。

カワニナも毛だらけ

あまりにヌルヌル気持ち悪いので水草を取り除いて、近辺の溝に大量にいるヌマエビを年末に放り込んでみました。
大したもので、水の濁りは消えてきました。
これでしばらく様子をみたいと思います。

コケの中のエビ団子

追記:
前回、水やりタイマーが千円になったと書きましたが、年が明けたら4千円近くになっていますネ。年末セールだったのでしょうか。ちょっと驚きました。

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