アーカイブ ‘ 2013年 11月 ’
単管で屋根を作る⑥~組み上がり
工作自体はたいしたことはありませんので、途中経過は飛ばして、組み終えたところからご紹介。
組むのは簡単で2時間程度で終わったのですが、晴れていてもなぜか毎日雨が降るため、時間がかかってしまいました。
今度は柱は垂直になりました。
予算の都合上筋交いを入れなかったので強度を心配しましたが、ジョイントのボルトをしっかりしめたら、ぐらつかなくなりました。
上から見ると、このとおり。台形になっています。
屋根の傾斜は、物置の屋根の傾斜に合わせました。写真の右から左に流れます。
屋根を張ると作業できませんので、上の方だけ塗装をしておきました。
次は屋根張りです。
木材の垂木は使わず、単管に直接屋根をつけるつもりです。
単管で屋根を作る⑤~コンクリートに穴をあける
昨日は雨でしたので、まる2日置きました。
すっかり固まったようですので、型枠を外します。
やはり角は欠けますね。
さて、今回購入したもう一つの工具、リョービの振動ドリルでアンカー用の穴をあけます。
モルタル部分は割れるといやなので回転のみ、地面のコンクリートにあたってからは振動で掘ります。
これもあっけないほど簡単に穴があきました。
以前、普通のドリルで苦労したので、この作業がもっとも不安だったのですが、信じられないほど簡単、かつ正確に掘れました。
今回の買い物はどちらも大正解でした。
ブロアーで穴の中のくずを吹き飛ばし、10mm径80mmのアンカーを差してみました。
もう一方にも同様にアンカーを打ち込んで、いよいよ組み立て開始です。
単管で屋根を作る④~セメントで足場作り
地面の傾斜を測ってみたところ、1.5mで2cmの差がありました。
ブロックなど敷いてみようかと探しましたが、適当なものがないので、セメントで土台を作ることにしました。
これはちょっと予定外です。
たまたまあったベニヤ板で、適当に型枠を作りました。
1辺15cmですが、水平になるように、前後で約3mmの差をつけています。
設置して、たっぷり水をかけます。
インスタントセメントを練ります。
本当はコンクリートにした方がよいのでしょうか、砂利の入手が面倒なので、今回はこのまま(モルタルですね)使います。
枠に流し込んで、適当にならします。
これを2ヵ所作りました。
予定では、さっさと組むつもりでしたが、固まるまで待たねばなりません。
単管で屋根を作る③~足を付ける
切断が軽快でしたので、図面に従って柱と梁をすべて切断しました。
切断後、すぐに切断面にさび止めを塗っておきました。
まず、柱の接地面に固定用のペースを取り付けます。
『かん太』シリーズにもベースは用意されていますが、あまりに高価ですので、ホームセンターで買える足場ベースにします。値段はおよそ10分の1です。
ベースにある抜け防止の切り込みに引っかけるように、パイプに穴をあけてボルトを貫通させます。
がっちり止まるわけではありませんが、はめ込んでグルリと回せば、結構しっかり固定できます。
柱4本とも加工して、仮組してみました。
写真ではよくわかりませんが、物置側にかなり傾いています。
地面はもともと駐車用にコンクリートが張られているため、傾斜があります。
無視していこうかと思っていたのですが、やはりこのままではまずそうです。
何か考えなければ。
単管で屋根を作る②~単管を切ってみる
道具も揃ったところで、単管パイプを買ってきました。
3mを9本、2mを1本です。
これは、近所のホームセンターで買って、軽トラを借りて運んできました。
さっそく、購入したチップソー切断機で切ってみました。
うまく切れるかどうか不安でしたが、やってみてビックリ!
これは快感っっっ!
力は全然いりません。ほんの10数秒で、まるで豆腐を切るように簡単に切断できます。
火花は少しでますが、バリはほとんど出ません。
写真は切り終わったところですが、切りくずもこの程度です。
切断がとっても楽しくなります。
これは買って大正解でした。
ただ、購入直後は、歯がしっかり締まっていないようですので、これをご覧になって購入された場合は、しっかり締めてから作業してください。
あと、多少は火花が飛びますから、ゴーグルをお忘れなく。
DIY程度なら、超オススメです。