ホタルの幼虫はエサを食べ始めました

幼虫は、孵化したての時はカワニナに見向きもしませんが、ようやく食べ始めました。

食い始め

すでに数え切れない幼虫が生まれていますが、今年は産卵の時期に差がありましたので、しばらく続くのではないかと思います。

現在飼育装置を改装中ですが、雨や仕事などでなかなか進んでいません。
今年は気温が高くなる前に外に出したいと思っています。

二年目のホタルが孵化

成虫がまだまだと言っているうちに、新しい幼虫の孵化が始まりました。

孵化二年目01

昨晩水槽に移しましたが、今日はすでに這い回っていますので、最初の卵は産卵ケースの中ですでに孵化していたようです。
考えてみれば、ホタルの仲間は陸生の方が多いらしいですから、水中でなくても簡単には死なないのでしょう。

孵化二年目02

昨年は、水苔がたっぷりあった方が良いかと思い多めにケースに入れていたので、水槽に移すのに難儀しましたが、今年は少なくしたため、楽に移せました。
水苔などは、少なくても大丈夫なようです。

孵化二年目03

まだ続きます

蛹床のフタを開けたら、またまた出ていました。
雌雄1匹ずつです。

雌雄

前回忘れていましたが、累計 雄:74 雌:31 になりました。

以前シナヌマエビの子供の話をしましたが、カワニナの水槽を掃除すると、子供が大量に揚がるようになりました。
写真では判りづらいので、動画でご紹介。

横から

上から

何もしないのに、増えるものですネ。
すくい上げるのが大変ですので、しばらく掃除しないでおこうかと思います。

さらにホタルの羽化あり

蛹もいたので、念のため蛹床はそのままにしていますが、12日にメスが1匹、今晩オスが2匹同時に出てきました。
5月12日ごろでも上陸していた幼虫がいましたから、そのあたりが出てきたのでしょう。

12日分
雌最後か

本日分
また二匹

ほかにもまだ何匹か生きていて、毎日少しですが飛んでいます。

もうじき始まる孵化に備えて、現在飼育システムを強化中です。
これまでは、うまくいくかどうか不明でしたので、適当な作りでしたが、少ししっかりしたものにしようと思っています。

終わりと思ったら

そろそろ蛹床を片付けようと思い、念のため少し崩してみたら、蛹と羽化の終わったメスが出てきました。
どちらも生きていました。
成虫の方は、まだ土繭に入ったままだったようです。頭は繭の中でした。
蛹は完全に出てしまいましたが、とりあえず土をかけておきました。
残り

成虫は夜になって這い出してきたので、そのまま放しました。
蛹は完全に出てしまったので、そのまま羽化するかはわかりませんが、せっかくなので写真をとっておきました。
蛹夜

というわけで、累計は 雄:71.5 雌:29 ということにしておきましょう。
100匹を超えました。

ホタルの羽化は完全終了

放した成虫は、まだ7、8匹飛んでいますが、まったく新しい成虫は出なくなりました。
思った以上の成果が出て、飼育については少し自信が持てました。

ただ、目的は自然発生の回復ですから、これで終わりではありません。
放した成虫に関してはまったく放置しましたので、来年自然に発生するかどうかが問題です。

これからは、飼育システムの改善や、飼育中に気づいたことなどを書いていこうかと思います。
これから、ホタルの飼育を始められる方の参考になればと思っています。

細々と羽化が続きます

梅雨だというのに爽やかな日が続きましたが、ようやく雨が降り始めました。
飛んででいるホタルは、もう6匹ほどになっています。

新しく出てきた成虫は、4~5日と5~6日は別館からオス1匹ずつ、6~7日はついにゼロでした。
大きい方の蛹床はお終いですね。

しかし小さい方の別館は、遅くまで上陸が続いていたせいで、昨晩(7~8日)2匹のオスが出ました。

そうことで、累計 雄:71 雌:28 となりました。
ほぼ百匹です。

幼虫を数えたこともないので、こんな箱の中に100匹も潜っていたとは思いもよりませんでした。
上陸前は、10匹も飛べばよいかなと思っていましたが、環境が整っていればほぼすべてが羽化するようです。

いよいよ二代目

ゲンジボタルは大半のオスが死んでしまって、飛び交う姿が少なくなってきました。
新たに出てきた成虫は、6/2~3日がメス4匹、3~4日がメス1匹と、メスばかりになりました。
もう終りが近いですが、今年は長く楽しめました。

本日までの累計 雄:67 雌:28 です。

そうしているうちに、交配用のケースの中では、すでに産卵が始まりました。
卵2年目

一月後にどれだけ生まれるか、楽しみです。

ホタルの飛翔はピークをこえ、また振り出しに戻る

最初のメスから数匹を、産卵用に箱詰めしました。
また卵から開始です。
蛍パック

昨晩は風もなく、飛翔のピークでした。
以前大発生したときに比べれば半分程度の感じですが、それでも、50匹近いと思われる数が一斉に光ると大変綺麗でした。

今夜は、昨日までが嘘のように光が少なくなりました。少し涼しいせいももあるでしょうが、終わるときも一斉に終わるようです。

昨夜の羽化は、メス4+オス1でした。

累計は 雄:67 雌:23 です。
メスが追い上げてきました。

そろそろ羽化も打ち止めか

昨晩は、メス4+オス1、別館からオス2匹出てきました。
いよいよ打ち止め感が漂ってきました。

累計は 雄:66 雌:19 となりました。

さて、成虫ばかり気にしていましたが、残った幼虫を見てみると、すごい勢いで成長を始めました。
昼夜を問わず、カワニナをむさぼり食っています。
来年分02

冬までは、カワニナを数個投入すると、何日かは生きているものがいましたが、今は一晩ですべて食い尽くしてしまいます。
先月まで小さかったものが、今にも成虫になりそうなくらい大きくなりました。
来年分01

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