エサに群がるホタル

孵化も終わったようなので、水苔を捨てました。
幼虫も落ち着いたようで、浮いているものはいなくなりました。
カワニナに群がっている様子が見られました。
捕食1
カワニナは、殻をペンチで割って与えています。
捕食2

井戸枠5mから作業開始

今日は、残りのVU75管1mを追加して、作業開始です。
ようやく、スタンダードな曽我部式掘り機で、掘り進めます。
水はたっぷり出ていますので、新たに入れる必要はありません。
数回突いては掘り機を取り出し、砂を捨てるだけの作業です。
ただ、砂が硬くなってきたので、そう速くは掘れなくなりました。
60cmほど掘ったところで、今日は終わりにします。
50cm

井戸枠を入れます

水が出てくると、お玉やスコップで掘っても砂が崩れてくるので、井戸枠を入れながら掘ることにしました。
目標5mということで、VU75管の2mを2本、1mを1本購入。
5m掘れた場合、水深が約2mになる予定ですから、2m 1本にグラインダーでスリットを入れ、寒冷紗を5重に巻きました。
井戸枠
これに、2mのVU管をつないで4mにして、穴に差し込みます。
曽我部式井戸掘り機(久しぶりの登場)を中に入れて上下させてみると、砂が柔らかいので、どんどん沈んでいきます。
20分ほどで、1m入りました。
4m挿入
これで、地表から4m掘ったことになります。
一挙に進みましたので、今日はここまで。

水が出ました!

砂の層は、さわるだけで崩れるほど脆いため、掻き上げる道具を作りました。
掻き出し道具
イレクターパイプをつないで3mの長さにし、折りたたみスコップと、100均のお玉を付けました。
お玉で砂を掻き、スコップをL字型にまげて持ち上げます。
約1m掘り下げましたが、調査資料のとおり、砂ばかりです。
砂
写真左が取り出した砂。右の土は表層の造成用埋土です。

3m近く掘ったところで、いきなり水がでました。

出水
しみ出してくるというより、ここから下が水の層という感じです。
砂をかければ水が消え、砂をどければ水面が顔を出します。
調査資料と一致することが、完全に証明されたので、俄然やる気がでました。
水が出た以上、掘らないわけにはいきません。
資料によれば、4.5m弱までこのまま砂の層で、そこから硬い砂礫層になるということなので、砂礫層まで掘るだけでも水深1.5mはとれます。
ということで、もうちょっと掘れるんじゃないかと期待も入れて、目標を5mにします!

ホタルの孵化は続いています

ホタルの幼虫は毎日増えている感じです。
孵化2
新しく孵化した幼虫が浮かんでいます。
拡大1

井戸の予測が立ちました

神奈川県がボーリング調査結果を公開しているのを見つけました。
神奈川地質情報マップ
このサイトでは、調査した地点の細かな地質情報に加え、地下水位まで公開されています。
井戸掘りを計画されている方には、参考になると思います。
幸運なことに、ウチのすぐそば(30mくらい)の調査結果がありました。
おかげで、今後の計画が立てられます。
これによると、現在の砂の層は地下約4mまで続き、その後硬い砂礫層になることが判りました。
また、坑内水位が2.9mと記されているので、ちょっと期待できます。

とりあえず掘り起こしてみます

たった1mでギブアップというのは、どうにも業腹なので、地下がどうなっているのか掘って確認することにしました。
スコップと鍬で穴を掘ります。腰がつらいです。
VU100管が止まっているところまで掘りました。
掘り起こし
写真では判りにくいのですが、大きな石の層で止まっていました。
石を掘り出します
さらに穴を広げて、スコップと鍬で石を引き上げます。
3時間ほどでこれだけあがりました。これでは掘れるはずがありませんネ。
石
幸いに、石と石の間は粗い砂でしたので、石を崩すのは楽でした。
まったく河原を掘るのと同じでした。
これだけあげたら、石はすっかりなくなり、粗い砂だけの層になりました。
石の層
側面の石は、触れるだけで崩れ落ちてくるような状態です。
深さは1.5mほどです。
砂だけなら楽そうなので、もう少し掘ってみようと思います。

ホタル生まれました

井戸の方はうまくいかず、気力も体力も消耗して少しガックリきていますが、ホタルの方は順調で、孵化が始まりました。
孵化1
拡大2
さっそく、殻を砕いたカワニナを入れておきました。

井戸は掘り進めなくなりました

砂礫層になってから、掘り機で少しずつ砂と砂利をあげていましたが、1日数センチしか進みません。
ガイド用のVU100管がどんどん下がって約1mのところで止まり、非常に硬い層でまったく掘れなくなりました。
鉄の杭でたたいても、まったく駄目。
難しいとは予想はしていましたが、たった1mというのはちょっとショックです。
写真を撮るのもすっかり忘れていました。

孵化に備えて、飼育容器に入れました

そろそろ産卵から20日近くなったので、ホームセンターで飼育容器を買ってきました。
1辺30センチくらいの樹脂製整理箱ですが、蓋に空気の抜ける穴が開いていて(取っ手ですが)、エアポンプのチューブを通すのにちょうどよい穴が開いています。
先輩方のアドバイスに従い、容器の底に紙ヤスリをかけました。幼虫が這いやすくなるそうです。
飼育容器
写真はありませんが、この中に100均で飼った樹脂製のザルを逆さまに置き、その上に卵のついた水苔をのせています。
ポンプは、安くて静音タイプの GEX e-AIR 1000SB です。

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