単管で屋根を作る⑥~組み上がり

工作自体はたいしたことはありませんので、途中経過は飛ばして、組み終えたところからご紹介。
組むのは簡単で2時間程度で終わったのですが、晴れていてもなぜか毎日雨が降るため、時間がかかってしまいました。

組み上がり

今度は柱は垂直になりました。
予算の都合上筋交いを入れなかったので強度を心配しましたが、ジョイントのボルトをしっかりしめたら、ぐらつかなくなりました。

上から見ると、このとおり。台形になっています。
屋根の傾斜は、物置の屋根の傾斜に合わせました。写真の右から左に流れます。
屋根を張ると作業できませんので、上の方だけ塗装をしておきました。

屋根俯瞰

次は屋根張りです。
木材の垂木は使わず、単管に直接屋根をつけるつもりです。

単管で屋根を作る⑤~コンクリートに穴をあける

昨日は雨でしたので、まる2日置きました。
すっかり固まったようですので、型枠を外します。

型枠外し

やはり角は欠けますね。

さて、今回購入したもう一つの工具、リョービの振動ドリルでアンカー用の穴をあけます。

モルタル部分は割れるといやなので回転のみ、地面のコンクリートにあたってからは振動で掘ります。

これもあっけないほど簡単に穴があきました。
以前、普通のドリルで苦労したので、この作業がもっとも不安だったのですが、信じられないほど簡単、かつ正確に掘れました。

今回の買い物はどちらも大正解でした。

ブロアーで穴の中のくずを吹き飛ばし、10mm径80mmのアンカーを差してみました。

穴開けアンカー挿入

もう一方にも同様にアンカーを打ち込んで、いよいよ組み立て開始です。

単管で屋根を作る④~セメントで足場作り

地面の傾斜を測ってみたところ、1.5mで2cmの差がありました。
ブロックなど敷いてみようかと探しましたが、適当なものがないので、セメントで土台を作ることにしました。
これはちょっと予定外です。

たまたまあったベニヤ板で、適当に型枠を作りました。
1辺15cmですが、水平になるように、前後で約3mmの差をつけています。

型枠

設置して、たっぷり水をかけます。

型枠設置

インスタントセメントを練ります。
本当はコンクリートにした方がよいのでしょうか、砂利の入手が面倒なので、今回はこのまま(モルタルですね)使います。

モルタル練り

枠に流し込んで、適当にならします。

モルタル流し込み

これを2ヵ所作りました。
予定では、さっさと組むつもりでしたが、固まるまで待たねばなりません。

単管で屋根を作る③~足を付ける

切断が軽快でしたので、図面に従って柱と梁をすべて切断しました。
切断後、すぐに切断面にさび止めを塗っておきました。

まず、柱の接地面に固定用のペースを取り付けます。
『かん太』シリーズにもベースは用意されていますが、あまりに高価ですので、ホームセンターで買える足場ベースにします。値段はおよそ10分の1です。

ベースにある抜け防止の切り込みに引っかけるように、パイプに穴をあけてボルトを貫通させます。

穴開け

がっちり止まるわけではありませんが、はめ込んでグルリと回せば、結構しっかり固定できます。

ベース取り付け

柱4本とも加工して、仮組してみました。

仮組

写真ではよくわかりませんが、物置側にかなり傾いています。

地面はもともと駐車用にコンクリートが張られているため、傾斜があります。
無視していこうかと思っていたのですが、やはりこのままではまずそうです。
何か考えなければ。

単管で屋根を作る②~単管を切ってみる

道具も揃ったところで、単管パイプを買ってきました。
3mを9本、2mを1本です。
これは、近所のホームセンターで買って、軽トラを借りて運んできました。

単管

さっそく、購入したチップソー切断機で切ってみました。
うまく切れるかどうか不安でしたが、やってみてビックリ!


これは快感っっっ!

力は全然いりません。ほんの10数秒で、まるで豆腐を切るように簡単に切断できます。
火花は少しでますが、バリはほとんど出ません。

金属カッター

写真は切り終わったところですが、切りくずもこの程度です。
切断がとっても楽しくなります。
これは買って大正解でした。

ただ、購入直後は、歯がしっかり締まっていないようですので、これをご覧になって購入された場合は、しっかり締めてから作業してください。
あと、多少は火花が飛びますから、ゴーグルをお忘れなく。

DIY程度なら、超オススメです。

単管で屋根を作る①~買った工具

できるだけ費用を抑えたいところですが、作業効率を考えて、工具を2点購入しました。


その1:EARTH MAN チップソー切断機 CS-100T

金属カッター

単管の切断をどうしようかと調べたところ、だいたい高速切断機(グラインダーのようなもの)か手動のパイプカッターが使われているようでした。

しかし、高速切断機は火花が大量に出て、切断に時間もかかり、またバリも出るようなので、どうも買う気になれない。
また、パイプカッターは、1個、2個なら良いけれど、大量に切るのは大変だということは、イレクター工作の経験から明らかです。

どうしようかと思っていたところ、たまたまホームセンターで、この切断機を見つけました。
値段も7千円程度ですので、ダメモトで購入。


その2:リョービ 振動ドリル PD-196VR

ドリル

これは、単管の足をコンクリート地面に固定するため、アンカーの穴開け用に購入しました。

これまで、ホタルの飼育槽の屋根などは、普通のドリルでコンクリートに穴をあけ、エビプラグを入れて固定していましたが、普通のドリルでは、数ミリの穴をあけるのでさえ、何十分もかかるほど大変ですので、思い切って購入しました。

これも、安いところで7千円程度でした。

ホタル飼育装置に屋根をつけることに

ずいぶん久しぶりの更新になりました。
ホタルは順調に育ち、今年の幼虫もずいぶん大きくなっています。

ホタルの方は、エサをやって週に2、3回流水で糞を洗い流すくらいしかやることはありませんが、ストックしているカワニナの方は、毎日糞掃除しないとすぐ死んでしまうため、こちらの方が面倒です。
特に雨の日など、傘を差しながらの作業するのもいやになってきました。
また、3月になると、雨が降るたびに上陸するようになり、世話が大変ですので、屋根をつけることにしました。

ただ、この飼育スペースは土地が台形をしており、市販の自転車置き場などが収まりませんので自分で作ります。

というわけで、昨年の井戸に続き、これからしばらくDIYネタが続きます。

いろいろと素材を検討したのですが、今回は、足場用単管パイプで組むことにしました。
素材としては、これが一番安価で強度があり、構造を単純にできそうです。

ただ、パイプを接続する通常のクランプは格好がよくないので、『かん太』なる単管用ジョイントを使います。

かん太

こんな感じのものを必要分購入しました。
単管自体は安いのですが、このジョイントは結構な値段ですので、できるだけ少なくしました。
構造上の強度がちょっと心配なところです。

ホタル飼育装置一応できあがり

今年生まれた分の水槽は、自動水やり機構ができていなかったので、一日一回水替えしなければならなかったのですが、ようやく両方に水やりできるようになりました。

水やり01

管1本で、奥のカワニナ水槽まで給水できるようにしました。
水やり02

装置を作る暇がないのに毎日水替えの時間をとられる、という困った状況からやっと解放されます。

幼虫の水は、丸ごと水替えしても1日経つと濁ってしまい、気をつけないとボウフラなど変な虫が入ってしまうのですが、自動で定期的に水を入れるようにすれば、全部入れ替えなくても水は濁りません。
あとは、糞や抜け殻、食い残しなど、底にたまったゴミ取りをとるだけですので、とても楽になります。

もう少し育つと、エサも生きたまま入れるだけでよくなり、さらに手がかからなくなります。

ホタル飼育環境改造中

ホタルの羽化が終わって気が抜けたり、忙しかったりで、気がつけば一ヶ月過ぎてしましました。

今年生まれた幼虫は、を室内で管理するのが面倒なため、飼育装置を二世帯用にアップグレードして、さっさと外に出しました。

二世帯02

ぱっと目にはわかりにくいですが、昨年使っていた60Lのタライを80Lにサイズアップし、囲いと屋根を拡張しています。

屋根に車用の日よけを載せてみましたが、かなり効果的です。
天井の放射熱がぐっと下がります。

飼育機に浮かんでいる白い物体は、食べ残しのカワニナから幼虫を分離する仕掛けです。
発泡スチロールの枠に寒冷紗を張ったものに食べ残しをのせて置くだけのもので、倉敷でホタルを飼育されている方々のサイトを参考にして作りました。
これもまた非常に効果的です。

奥の桶はカワニナの飼育&ストック用です。
カワニナについては、また別に語りたいと思います。

二世帯

左が今年生まれた幼虫、右が2年目のものです。

現在はホースを分岐して適当に給水していますが、今後は配管を見直したいと考えています。
生まれたばかりの方は、幼虫が流れ出てしまう恐れがあるため、今のところ右だけ自動給水にしています。

1日4回自動で地下水を流し込んでいますが、水を入れ替えなくても、水温は26℃程度までしか上がりません。

幼虫の孵化の様子

ゲンジボタルの孵化が盛りを迎えています。

水に落ちた直後の幼虫です。
孵化直後

動画もあります。
ブクブクの水流で回っております。

たまたま卵からかえる様子が撮れましたので、ついでにご紹介。

生まれそうな卵(△の先)
孵化の瞬間-1

伸びてきて
孵化の瞬間-2

出ました
孵化の瞬間-3

この間約10分でした。

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