カテゴリー ‘ ホタル ’
カワニナの確保と“決断”
ホタルが孵化したときすぐやれるように、餌となるカワニナを確保しておくことにしました。
カワニナは、横の小川でいくらでも獲れますが、ホタルにやる前にヒルを駆除する必要があります。
駆除方法は、ざっと以下のとおり。
1. 水道水でガシガシ洗う(ヒルが出る出る)
2. 3%の塩水に1時間浸ける(1時間くらいなら、カワニナは平気なようです)
3. 水道水で塩をしっかり流す
後は、発砲スチロールの箱に水を入れて、野菜くずや鯉の餌を与えて飼っておくのですが、大量の糞を出すため、水がものすごく汚れます。
ボウフラが湧くのもいやなので、毎日水替えすることになりましたが、結構面倒です。
『自噴井戸』でも述べたとおり、井戸水は近所にいくらでも湧いていますが、毎回汲みに行くのはやはり大変。(よそのものだし)
水道の汲み置きでもよいけれど、急な要求に対応できない。
...と、あれこれ考えた末、後々幼虫の飼育のことも考えて、井戸を掘ることにしました!
ただし、金はかけられないので、自分で掘っちゃいます!
ホタルを増やす計画
ウチの横には小川(農業用水)が流れていて、野生の源氏蛍が生息しています。
以前は一年中通水していて、上流には水草が繁茂し、浄化されたきれいな水が流れていました。
数年前には100匹を超えるような乱舞も見られたのですが、その後どういう事情か、夏の暑い時期に長期間水が止められたことがありました。
川底はすっかり乾き、水草はすべて枯れ、通水再開時には大量のヘドロとなって川に積り、ドブのようになってしまいました。
その後、頻繁に水が止まるようになり、元のようにきれいな川には戻りませんでした。
羽化するホタルの数は、多くなったり少なくなったり、場所が変わったりを繰り返すので、それだけが原因とはいえませんが、翌年には10匹程度しか羽化しませんでした。
その翌年は低温が影響してか、やはり10匹ほどとなり、追い討ちをかけるように台風による大雨で、大量の土砂が流れ込み、今年は5匹程度にまで減ってしまいました。
私自身は、自然の物は自然のまま放って置くべきだと考えているので、川を掃除したり、カワニナを増やしたりということはやってきましたが、人工飼育には乗り気でなかったのですが、無くなってはあまりにさびしいので、回復を図ることにしました。